いつか、どこかで

【読書メモ】ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け

翔泳社ブックアンバサダー に選んでいただいて、翔泳社さんのゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛けwww.shoeisha.co.jp

を読みました。

帯には「すべてのゲームデザイナーのための」と書いてありますが、基本はアナログのボードゲームについてだけ書いてある本です。

まあ、私はそこまでボドゲ詳しくないんで、載ってるゲームの8割ぐらいは名前も知らないゲームでしたが、百科事典形式でゲームを分類して、すごく丁寧に細かく仕掛けが書いてあるので、ほうほう、こんな形のゲームの仕組みもあるんかーって思いながら読みました。

定規で移動距離を測って移動するゲームとかあるんですね。テーブルゲームならではって感じ。

全部で13章あって、5章まではゲームの基本構造とかアクション、6章以降がタイトルになってるメカニクスについて、なのかな。

ソロゲームについても書いてあったけど、興味深いのはやっぱり複数人でやるゲームでの工夫あれやこれやで、特に「コミュニケーションを制限することで不確実さを維持してゲームとしての面白さを保つ」とかは、ああ、なるほどね、という感じ。

最近、機械学習の講義をすることが増えてるんだけど、Qテーブルの仕組みとかどうやって適用すればよいのかなあ、これって機械が勝てるようになるゲームかしら、とか考えてみるのも面白かった。

あと、原著がでてから1年ぐらいで翻訳出てるのもすごいですね。ボードゲーム最近人気だというけれど、このコロナ禍の状況ではプレイヤーの皆さんどうしているのかしら…なんてことにも思いを馳せた本でした。

翔泳社さんありがとうございました。

アルゴリズムをコードにする記事をZennに書きました

ちょっと考えるところがあって、プログラムの学習をして、基本文法は分かる、という人を想定した記事を書いてみました。

 

アルゴリズムをコードにする練習0:2値交換 

 

アルゴリズムをコードにする練習1:素数かどうか判定する

 

アルゴリズムをコードにする練習2:最大公約数を求める

 

の3本が書けました。

少しずつ増やしていきたいなと思います。

オンライン研修登壇環境

3月からすべての集合研修が中止となり、4月からの新人研修含めすべての研修をオンラインで実施しています。複数の研修会社の講師を担当していますが、どこもZoomです。

 私は基本的にプログラミング関連の研修を担当しているので、テキストの説明をしながら開発環境を動かしてデモを見せたり、ハンズオン形式で説明したりするのが基本の登壇スタイルです。

 それをオンラインで実施することになって、3月後半から少しずついろんな機材を増やしたり入れ替えたりしながら、オフラインの研修と同じクオリティを提供できるやり方をずっと模索してきました。

 半年以上経っていい感じに落ち着いたと思うので、現在の私の研修登壇環境をまとめます。

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現在の環境の構成は図のようになっています。

 

私の推し

この環境の中での推しアイテムは

です。 

www.blackmagicdesign.com

ATEM Mini Proは、複数のカメラやマイクからの画像や音声をボタン1つで切り替えたり、合成したり出来る「スイッチャー」という機材。

この機材を使って、複数の画面を切り替えて受講者に見せるとき、もたもたせずに簡単に切り替えられます。

また、もう少し安価な「ATEM Mini」がありますが、入力映像や出力映像を別モニタに出力して確認できるのは、Pro(と更に上位機種のPro ISO)に搭載されている機能になるので、Proにしたほうが安心です。

 

iPad Proには、Good Notesというアプリを入れています。

GoodNotes 5

GoodNotes 5

  • Time Base Technology Limited
  • 仕事効率化
  • ¥980

apps.apple.com

 有料のアプリですが、これにPDFを取り込むと、ApplePencilで自由自在に書き込みができます。また、プレゼンテーションモードがあるので、PDFだけを投影することもでき、ApplePencilをレーザーポインターとして使うこともできます。

これを使っていたら、他の講師の人に「書き込みがすごくきれいで読みやすいですね! 何使ってるか教えて下さい」と言われました。

 

このATEM Mini ProとiPad Proを活用した構成は以下の通りになります。

 

PCからの出力

写真の1番が矢印の先にあるので写っていませんがPCデスクの横においたWindowsPCで、第9世代Core i7 3.6GHzにメモリ64G、GPUがRTX2070という構成のタワー型です。

 このPCから、3枚のモニタ(2~4)とATEM Mini Pro(10)に画面出力をしています。3番のモニタと、ATEMに出力するのは同じ画面で、これが研修環境になります。

研修環境は、研修会社や研修の種類によって、

  1. ノートPCが送られてくるもの
  2. クラウド環境が割り当てられるもの
  3. 自前で開発環境を構築するもの

の3パターンがあり、1,2の場合はリモートデスクトップ接続したものを映し、3の場合は仮想環境で開発環境を構築したものを映します。

 PCには、USB接続でWebカメラ(5)を接続し、研修中の私はグリーンバックを使って

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バーチャル背景の状態で私の身振り手振りを見せています。

また、オーディオインターフェース(写真では9と10の間に隠れてます)を経由して、コンデンサーマイクスーパーカーディオイド型)とヘッドホン(密閉型)もPCに接続しています。なるべくクリアな声と、周囲の雑音を程よくカットするのにこの構成になりました。

 カメラや音声の入出力をATEMに入れることも出来るのですが、Zoom側でのオンオフを使うほうが受講者に見た目で伝わりやすいので、PCに入れています。

 ATEMには、PCの他にiPad Pro(8)も入力しています。iPad Proでは、GoodNotesのプレゼンテーションモードを使ってテキストのPDFを出力します。このテキストに、Apple Pencilで書き込みながら解説をするのが、受講者から分かりやすいとの声を頂いてます。

 

ATEM Mini Proからの出力

ATEMからは、USBでPCに出力をすることで、PC側ではATEMからの画像をカメラ映像と認識して処理が行われます。今のZoomでは、画面共有機能で「第2カメラのコンテンツ」を選ぶことが出来るので、ATEMを使って、研修環境とテキストを切り替えながら講義を実施しています。そのZoomの画面をだしているのが真ん中のモニタ(2)です。

 また、ATEM Mini Proの入出力映像を確認するために出力しているのが7インチのミニモニタ(9)です。

 そして、研修を実施しているZoomには、PCとは他にiPad(12)からも参加して、受講者に見えている画面を確認しています。受講者は小さなノートPC一つで受講されている場合もあるので、文字の大きさなど大丈夫かどうか、また、映像の遅延など発生していないかなどが確認できます。ブレイクアウトルームを設定したときなどは、こちらのiPadの方からルームに入ります。メインの方で入ってしまうと他の受講者の方が完全放置になってしまうので。

 

その他

構成図に登場しないものがいくつかありますね。

4番のモニタは、研修に関係ないものを映しています。

11番は、JIS配列のBluetoothキーボードです。メインで使っているのはUS配列なのですが、リモートで接続した先のキーボードがJIS配列のとき、相手の設定を変更せずに入力できるように準備しています。あと、「そのキーってどこにあるんですか」という質問に答えるのに必要なときもあります(笑) 

13番はMacBook Proですね。研修事務局の方と、Teamsなど研修とは別のツールで相談したり出来る環境のとき、音声の入出力がバッティングしないようにこちらを使います。 

14番はUbuntuが入っているノートPCです。Dockerが起動していて色々ごにょごにょしたりするときがあります。

 

 こんな感じで日々研修講師をやってます。

 

 

 

QiitaにFortranをCとPythonに移植する記事を書きました 3

###FORTRAN77数値計算プログラミング」のプログラムをCとPythonに移植してみる(その3)

 

qiita.com

1年近くぶりに、第3弾を書きました。
反応してくれる方もいて嬉しいです。

G検定合格しました

日本ディープラーニング協会のG検定に合格しました。

 

2月末の時点でほとんど勉強出来てなかったので、受験は見送ろうと思ってたんですが、COVID-19の騒動で3月の仕事がなくなっちゃったので、やっぱり申し込みをしまして。

 

勉強は基本的に白本と黒本。

 

 

 

白本には全然計算問題とか出てこないので、それだけだったら絶対受かってない気がする。

黒本は問題集なので、用語のまとめとかには向いてない感じ。

 

で、実際受けたところの感想では、細かい政令の問題とか、最新情報、ディープラーニングにまつわるニュースとかしっかり押さえておいた方が良かったのかも、 というところ。

 

過去問や得点、合格点については非公開なのでなんとも言えないですが、ちょっと出題傾向が変わったのかな~って感じです。

 

 

【読書メモ】それは「情報」ではない

図書館で借りた。

著者はかの有名なカンファレンスの運営、TEDの創設者。 2000年(日本では2001年)に出た本なので、スマホ以前、AppleiPodを出すよりも前で、ちょっと今とは状況違うかな、ってところもあるけれど面白かった。

なんか知ってる話がよく出てくるなあ、と思ったら、教える仕事を始めたばかりの1997年に読んだ

と同じ著者の人だったわ。

原題「Information Anxiety」は、情報不安症=毎日浴び続ける大量の情報を処理しきれず不安になってしまう現代人の病のこと。 そんなに不安になることないんだよ、知らない自分と向き合おうよ、という本でした。

以下、気になった文章。

  • クロード・シャノンとウォーレン・ウィーバーは、情報とは「不確かなものを削減する」ものだと述べ、意味のあるものが情報だとする定義を裏付けている。
  • 私たちにわかるのは、自分が知っていることと、知らないことだけ(言い換えれば、自分が理解できることと、できないこと)だ。
  • 情報を分類する手段は「位置」「アルファベット」「時間」「分野」「階層」
  • 情報の分類を変えることで、新しい情報が生まれ、新しい理解が生まれる。
  • 「このプロジェクトの目的はなんだ?」という自分への質問を怠ると、それをどう実現するかという段になって、道を見失い、どうしようもない疑念に悩まされる。
  • 的確な質問を考えられる方が、的確な答えを得るより数倍得をする
  • 考えをグループ化することが、コミュニケーションにとっては非常に大切である

この本のあとに出てきたスマホがすっかり定着した現在だと、どんなことを書かれるのか気になる。

CEATEC2019に行ってきました

昨日、CEATEC2019に行ってきました。

www.ceatec.com

木曜日にした理由は単にスケジュールの都合ですが、その日のセッションも確認、予約してから行きました。

公式アプリ | CEATEC 2019 公式サイト もスマホにインストール済み。セッションの予定や会場マップ、行ったブースの履歴とか見れて便利でした。

まず会場ついて最初に「Webアクセシビリティセミナー1:障害当事者のWebの利用方法を知る」の聴講。

視覚障害の人たちがどんなふうにWebを利用しているかなんて正直考えたこともなかったので、とても勉強になりました。 セッションの感想はNoteに。

note.com

そのあと、ブースを端から順に。 京セラさんのブース、光るパネルの上を移動して、位置で音や光が変わったり、腕の動きで音の鳴り方が変わったり、という「カメラ-LIDARフュージョンセンサ」と「行動認識技術」のデモを体験。(人の動きに合わせて音と光の変化を感じてみよう! in CEATEC 2019 | 京セラソーシャルアルバム)そんなに待たずに体験できて、なかなか面白かった。

半分弱回ったところで「デジタル社会における若年層向けプログラミング教育」を聴講に。 セミナーの内容はこちら→ https://home.jeita.or.jp/page_file/20191009113449_SJudcXgCPK.pdf

色々なプログラミング教育の取り組みやツール、ソフト開発など、普段私が携わっているエンジニア向け教育とはぜんぜん違う畑の内容は知らないことばかりで興味深かったです。

地方における子どもたちは、そもそもそういった職業やセミナーを知ることもないのでそこから変えていきたい、というお話がありました。

そのあと、またブース戻って、おしゃべりコウペンちゃん(おしゃべりコウペンちゃん新登場!)の実物とお話したり、富士通さんのブースのミュージカル仕立てのショーを見たらすごくハイクオリティで3回ぐらい見ちゃったり。演技して、IT用語満載の長台詞を噛まずに喋って踊って、4日間大変だろうなあ、何交代なんだろう。Youtubeに上がってる(https://www.youtube.com/watch?v=etvPz-Myd1Q&t=4s)のはブースダイジェストだけど、後日ショー部分をまとめてアップしてくれたら嬉しい。

それから、Active Sleep Bed activesleep.jp も体験させてもらいました。角度だけじゃなく、硬さも部分で変えられるの、面白い。

あとはかつて新人研修担当させてもらった企業さんのブースにいたら教え子がいて、覚えててくれたりとか。

一時期は随分縮小してたCEATECですが、だいぶ活気が戻ってきたなあ、と感じました。来年もまた行きたいな。